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JR・都営浅草線 浅草橋駅 徒歩1分
理学療法士による評価
問 診
問診は最も重要なものであり、問診がしっかりと出来れば体のことで、6~7割のことが分かると言われています。
問診では「何に悩んでいるのか…」「どんなことで困っているのか…」「そのことで、どんな支障が出ているのか…」をしっかりと聞きます。また、とても重要なことが “過去の既往歴” です。過去にどんな怪我をしたのかや、手術歴など時系列に合わせて聞いていきます。例えば、何十年前に捻挫をしてギプス固定した方が酷い腰痛にったケースでは、足関節周囲の筋膜の硬さや関節の硬さが原因だったことも稀ではありません。女性に関して、出産時に酷い出血量だったり、4000g以上の赤ちゃんを産んだりと、出産による、腹部、骨盤の底の組織等が固まってしまい、腹筋に力が入らなくなり、腰痛や股関節痛、それをかばって膝痛が起こることも多いのです。
RASでは問診に時間をかけ、過去の既往歴や生活背景、仕事などがどのように、今の悩みと繋がっているのかを考えていきます。あなたの気持ちに寄り添って、一緒に解決していきます。
評 価
問診で得られた情報から、カラダの評価を行っていきます。例えば「歩いているときに膝が痛い」といった訴えがあったとします。まず初めに、どのように歩いているのかをチェックします。そのとき、膝の向きがどうなっているのか、捻じれていないのか、股関節が使えてなくて、膝関節ばかり頑張っているのか、体重は左右に乗れているのかなど、カラダ全体の動きをチェックし、その人の特徴や癖を見ていきます。
その後、必要に応じて他の動きをチェックしたり、整形外科的テストを実施したりしながら、問題点を探っていきます。
ベッド上では、その前に観察したカラダの動きと関節の硬さや筋肉の硬さが、どう影響し合っているのかを見ていきます。また、問診で聞いた「過去の既往歴(ケガ)」の周辺の筋膜の硬さも見ます。筋膜はカラダにとって重要な組織であり、痛みの大半は、この筋膜が原因で起きています。( 筋膜について <<more read )
動きから、身体テスト、関節の動きや組織の硬さをチェックして、膝にどのようなストレスがかかっているのかを総合的に判断し、根本原因を見つけます。
コンディショニング後に再評価
コンディショニング後に、最初に評価したことに変化が起きているのかをチェックします。痛みや関節の可動性、姿勢や動きの質などを再度評価し、変化を追うことで、コンディショニング内容が正しかったのか、他にもやるべきコンディショニング内容があるのかなどを決めることができます。
また、自宅で行ってもらう運動方法もコンディショニング後の評価をもとに内容を決めていきます。
2回目以降のコンディショニングでも、この流れを大事にし、お客様の体をしっかりと把握した上で行っていきます。
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